皆さまこんにちは。

忙しい毎日の中で、「自分のキャリアになんだかモヤモヤする…」「このモヤモヤをどう解消したらいいかわからない…」といった悩みを感じたことはありませんか？

LO活では、そんなモヤモヤから一歩踏み出すヒントになるようなセミナー「〜社会人になりたくなかったキミへ〜キャリアプランの沼から脱出せよ」を、6月29日（土）にオンラインで開催しました。

今回はその模様を、LO活-thinkでライターを務める私、髙山がレポートします！

＜目次＞
1.実は講師にも「沼歴」があった
2.みんな、キャリアのこと、どのくらいモヤモヤしている？
3.他人の沼について、脱出方法を考えてみる！
4.「仕事にやりがいを感じられない」沼にハマった、Aさんの場合
5.沼は人それぞれ。自分にとっての脱出方法を探してみよう
6.セミナーアーカイブ動画視聴の申込方法

1.実は講師にも「沼歴」があった

今回の講師は、LO活プロジェクトの相澤暁（あいざわ さとる）さん。相澤さんは、キャリアコンサルタントの資格を持ち、LO活で多くの方々の就職支援、転職支援、キャリア相談に応じています。参加者の「キャリアの沼」に向き合っていく今回のセミナーは、相澤さんの「沼歴」の共有から始まりました。

講師の相澤さん

相澤さんの沼歴。なかなか深そうな沼を切り抜けてきたみたいです

ここで言う「沼」とは、モヤモヤするけどどうしたら抜け出せるかが分からない、そんな深い悩みのこと。相澤さんの沼は、20代、30代、40代と、それぞれ異なるものだったそうです。

20代で抱えていたのは「仕事のつまらなさ」、30代では「スキル不足」や「パワハラ」、40代では「業績不振」に加えて「仕事がつまらない」。そうした沼を、その都度脱出プランを立てて乗り越えてきたとのこと。これまでたくさんの方のキャリア相談に応じてきた相澤さんも、「沼」経験者のひとりだったんですね。そんな相澤さんからどのようなアドバイスが聞けるのか、とても気になってきました！

2.みんな、キャリアのこと、どのくらいモヤモヤしている？

参加者の中で、いま仕事に関するモヤモヤを抱えている人はどのくらいいるのでしょうか。こんな結果でした。

モヤモヤを抱えている人が圧倒的に多く、周りに話したことがない人が40％近くいるようです。悩みを抱えているのは自分ひとりではないと分かると、少し安心感を覚えます。

一方、誰かのモヤモヤを聞く機会は、60%以上の方が最近あったと答えました。「ひとの悩みを聞くことは、実は自分が沼から脱出するための大きな力になることもある」と相澤さん。

続いて早速、モヤモヤ脱出に向けたワークとレクチャーが行われました。

3.他人の沼について、脱出方法を考えてみる！

いよいよ「沼」からの脱出方法を教えてもらえる…かと思いきや、講師の相澤さんの口から出てきたのは、「他人を沼から脱出させる方法を考えてみましょう」という意外な言葉。自分が沼から脱出したくて参加したのにどうして…？と不思議に思いつつ話を聞きます。

相澤さんによると、他人の沼からの脱出方法を考えることには、3つの効果があるそうです。

1. 先入観に囚われず、また遠慮せず客観的な意見を出すことができる。
2. 多くの人がはまりやすい沼を例示するため、自分のはまっている沼に似ている部分を見つけられる。
3. 全員が一人の沼を考えることによって、多様なアイデアを知ることができる。

脱出方法に正解は無いので、とにかく多くの回答を出してみましょう、と相澤さん。自由に考えていいのだと分かり、「よし、考えてみよう」と、私も気分が盛り上がりました。

4.「仕事にやりがいを感じられない」沼にハマった、Aさんの場合

一人目は、都内で働くAさん。Aさんは、実際に相澤さんが過去に相談を受けた方をモデルにしているそうです。プロフィールがこちら。

都内でかなり忙しそうに働くAさん。仕事にやりがいも感じられていないよう

参加者のみなさんからは、こんなアドバイスが出てきました。

・店長に仕事量の見直しを相談する。あるいは分担してみては？
・自分のやりがいを考えてみるのはどう？
・あと一年働いて、飲食経験を活かして、やりがいがありそうな同業界へ転職するのがいいんじゃない？

などなど。

環境の変化が必要という意見も多数。様々なアドバイスが出てきて、皆さんのアイデア量に圧倒されました。私はなかなか案を思いつかず悔しかったけど、ほかの方のたくさんのアイデアが見られて、とても参考になりました。

Aさんのはまった沼に対して参加者のみなさんから寄せられた脱出方法は、3分間で23個！

参加者の皆さんからの意見を見ながら、相澤さんは「キャリアとは何か？という問いに立ち返ろう」と話してくれました。

「『キャリア』と聞くと、就職、転職、退職など仕事に関する事ばかりを考えがちかもしれません。しかし私たちの生活を形づくるのは、仕事だけではないですよね。プライベート・暮らしがあります。その日の食事から休日の過ごし方、引っ越したり、家族が増えたりといった事まで、様々な事柄が含まれます。仕事だけでなくプライベートでも満足することが、良いキャリアを作っていくことに繋がるのではないか」と相澤さんは言いました。

仕事と暮らし、2つによって駆動していくのがキャリア

では、キャリアが思うようにいかなくなってしまったとき、そこから脱出するにはどうすればいいのでしょう。

相澤さんは、「生活に変化をもたらすために、まずは今自分がどのような状況にいるのかを客観視することが大事」だと言います。「現状の捉え方を変えたり、今の環境にいながら変えられる部分が無いかをまずは考えたりしてみる。それでも改善されないようなら、環境自体に変化を起こすことを考えてみる。ただしその前の準備として、自分の特性ややりがいを整理すること。それらを踏まえた上で、次の環境をイメージすることが大事なんです」。

また、「沼からの脱出に向けて、日常から離れた『体験』もおすすめ」だと相澤さん。例えば、旅行先でのボランティアや社会人インターンシップ、地方副業といったものが有効だと言います。日常を少し離れたところから見てみることが、沼からの脱出に繋がるのかもしれません。

セミナーではもう1人、Bさんを例にさらに「脱出方法」を考えました。モヤモヤの事例が違うと、アドバイスの質も変わり興味深かったです。

Bさんの例も知りたい！という方は、ぜひセミナーのアーカイブ動画にてご確認ください。

▶アーカイブ動画のお申込はこちら

2025年2月28日（金）18:00まで視聴可能

※お申込み締切：2025年2月28日（金）15:00

5.沼は人それぞれ。自分にとっての脱出方法を探してみよう

最後に、相澤さんは、悩みは色々あるけれど、最終的には「好き」と感じる方向へ意思決定していくことが大事だと言いました。

私も、自分では思いつかなかったような、たくさんの「沼からの脱出アイデア」に触れ、刺激をもらうことができました。他人の沼からの脱出方法を考えることが、実は自分のキャリアを見直す機会になる。皆さんも、セミナーのアーカイブ動画全編を視聴することで、ご自身の今の暮らしや生活を変えるヒントが見つかると思います。

6.セミナーアーカイブ動画視聴の申込方法

セミナーの内容をもっと詳しく知りたい！という方は、ぜひアーカイブ動画をご覧ください。下記より無料ですぐにご視聴いただくことができます。

▶アーカイブ動画のお申込はこちら

2025年2月28日（金）18:00まで視聴可能

※お申込み締切：2025年2月28日（金）15:00

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※この記事に掲載されている情報は、2024年9月にサイトに公開した時点での情報です。