地方暮らしに役立つ!?
資格・検定7選

地方暮らしに役立つ!? 資格・検定7選

コロナ禍の影響でリモートワークが増えています。空いた通勤時間で勉強しよう!と意気込んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。オンライン学習サービスが普及し、手軽に新しいことを学べる機会が増えていることも、自宅での勉強を後押ししているのかもしれません。

この記事では、気軽に学び始めることができて、地方での暮らしに役立つ可能性もあり、人生の選択肢を広げてくれそうな資格や試験、検定をご紹介します。

今の仕事や生活に、新しい学びを加えることで、彩りを添えてみてください!

01 地域の魅力を伝える「地域限定旅行業務取扱管理者」

「旅行が好き」「観光業に興味がある」、そんな方にオススメなのが、地域限定旅行業務取扱管理者です。観光客向けにツアープランニングや手配を行い、パッケージとして販売することができます。

地域限定旅行業務取扱管理者は国家資格の一つです。この資格を取得すると、地元のオススメの場所を紹介するバスツアーを企画して、販売することもできます。受験資格に制限がなく、国家試験の中でも受験しやすいのが特徴です。

日本各地の観光名所にまつわる知識も学べるので、プライベートの旅行でも役に立ちそうですね。

詳しく知りたい方はコチラ
官公庁 地域限定旅行業務取扱管理者試験」の詳細へ。

02 食の発展に貢献!「食の6次産業化プロデューサー」

「6次産業化」とは、生産(1次産業)、加工(2次産業)、流通・販売・サービス(3次産業)の一体化や連携のこと。

食の6次産業化プロデューサーが行うことは、地域の食材を活用した加工品の開発や販売、レストランの展開など、食にまつわるビジネス創出のお手伝いです。衛生管理から商品開発、経営計画に関する知識など、実践的な知識を幅広く扱います。

取得には、教育研修機関が実施している育成プログラムを受講した後、取得申請をすることができます。レベルは5段階に分かれており、上位のレベルでは面接試験もあります。

地元で収穫される農産物の販路開拓を計画したり、加工商品のブランディング方法を考えたりと、ビジネスの現場での活躍が期待できます。農業が盛んな地域では特に活躍できそうですね。

詳しく知りたい方はコチラ
食農共創プロデューサーズ 食の6次産業化プロデューサー」詳細へ。

03 高齢者に笑顔を届ける「レクリエーション介護士」

「人を楽しませるのが好き」「イベントの企画がしてみたい」という方にぴったりの資格を紹介します。高齢者の毎日の生活に笑顔を届ける、レクリエーション介護士です。

介護施設や福祉施設において、入居者の体調や施設の環境、安全性など総合的な状況を踏まえ、レクリエーションを計画・実施します。すでに介護に携わっていればレク担当として現場で重宝されることも。勉強を通じて、レクリエーションの知識だけでなく、介護の知識や高齢期の心身の変化や問題、コミュニケーションをとる上でのポイントなど、高齢者と接する際の基本的な知識を学ぶことができます。

仕事場だけでなく、家庭に高齢者がいる場合も役立つ資格といえるでしょう。

詳しく知りたい方はコチラ
日本アクティブコミュニティ協会 レクリエーション介護士」詳細へ。

04 医学の知識で栄養管理をする「薬膳コーディネーター」

薬膳コーディネーターは、食を通じた健康管理に役立つ資格です。医学の専門的な知識を用いて栄養管理をするスキルは、高齢化が進む地方都市において、さらに需要が高まっていくことが予想されます。資格を持つことで、介護施設や福祉施設などでの活躍が期待できます。

薬膳コーディネーターは、中国薬膳協会が認める教育機関による認定資格です。中国由来の医学である「中医学」の理論に基づいて薬膳に関する専門的な知識を学びます。日々の食事に用いる食材を有効的に組み合わせ、心身の不調を改善に導くスキルを身につけることができます。

認定団体として登録されている本草薬膳学院は、中医学の伝統的な思想のもとに薬膳のエキスパートを育成する機関です。約4ヵ月の勉強期間で、本格的で実践的な学びを得ることができるようです。

詳しく知りたい方はコチラ
本草薬膳学院 薬膳コーディネーター」詳細へ。
ユーキャン 薬膳コーディネーター」詳細へ。

05 地域の健康維持に貢献!「ヨガインストラクター」

「身体を動かしたい」「人に何かを教えるのが好き」という人にぴったりな資格が、ヨガインストラクター。薬膳コーディネーターと同様、健康管理や身体機能の維持促進に役立つ資格です。

ヨガインストラクターとは、ヨガストレッチに関する専門的知識を有する人のことを指します。国家資格などの公的な資格とは異なり、数多くの民間団体が独自に付与しています。養成学校への通学や、本格的な勉強を目指した海外留学、自宅からの通信講座受講など、数多くの取得方法があります。短いものだと、1週間の養成講座などがあります。

資格取得後は、民間の団体に所属して講師として活動したり、独立して個人インストラクターとして活躍することが想定されます。地域のヘルスケアセンターで講師として働いたり、ご近所さんを招いてストレッチをレクチャーしたり、さまざまな場所での活躍が期待できます。

詳しく知りたい方はコチラ
認定NPO法人日本ヨガ連盟 ヨガインストラクター」詳細へ。

06 自然と触れ合う楽しさを伝える「ネイチャーゲームリーダー」

自然環境が豊かな地方や地域で活躍するのが、ネイチャーゲームリーダー。ネイチャーゲームとは、自然が豊かな場所で行う野外活動やイベント、アクティビティを指します。

ネイチャーゲームリーダーは、自然の中で見る・聴く・触れる、の要素を含んだネイチャーゲームを通じて、身近な子どもや大人に自然を案内しながら、自分自身も自然との触れ合いを楽しむ指導員の資格です。子ども会などの社会教育活動や幼児教育、小学校や中学校における野外学習など、教育現場での活用が期待できます。

2~3日の養成講座を受講することで資格を取得することができます。アウトドアが趣味の方や、自然と触れあうことが大好きな方にぴったりな資格といえるでしょう。

詳しく知りたい方はコチラ
公益社団法人日本シェアリングネイチャー協会 ネイチャーゲームリーダー」詳細へ。

07 ITの活用を手助けする資格・検定

最後に、実践的な技能を身に付けることができるIT系の資格や検定を4つ紹介します。あらゆるシーンでIT技術の利活用が進む昨今、ITリテラシーを保持していることを客観的に証明する資格や検定を取得したいと考える方は少なくないでしょう。

①ITコーディネータ

ITコーディネータは、経営に役立つIT活用に向けて、経営者側の立場で助言・支援を行う資格です。通信環境の構築から経営戦略まで、実践的なITの知識を用いて企業活動を支援するアドバイザーとして活躍することが期待できます。1週間ほどの短期研修を通じて体系的に学習できます。

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ITコーディネーター協会 ITコーディネーター」詳細へ。

②MOS(Microsoft Office Specialist)

マイクロソフト社のオフィスアプリに関するスキルを証明する資格で、ワードやパワーポイント、エクセルを中心としたソフトウェアを効果的に使いこなすスキルを身につけることができます。ビジネスシーンで多用されるツールにまつわる洗練された知識や技術を証明することができれば、転職時のアピールポイントにもなりそうです。

詳しく知りたい方はコチラ
Microsoft MOS(Microsoft Office Specialist)」詳細へ。

③ドットコムマスター

ドットコムマスターは、ビジネスシーンで必要とされる基礎的なICTスキルを幅広く学習できる資格です。インターネットの利用に関するビジネスマナーやモラルなど、ITの利活用において知っておくべきことを網羅しています。企業や大学の講座の学習教材としても利用されているので、「基礎からITについて学びたい」という人にオススメです。

詳しく知りたい方はコチラ
NTTコミュニケーションズ ドットコムマスター」詳細へ。

④ITパスポート

ITパスポートは、ITを活用する上で必要となる基礎的な知識を網羅することができる国家資格です。企業活動、経営戦略、会計や法務などの知識も含まれ、他のIT関連の資格と比べて学習内容が幅広いのが特徴です。多くの民間企業や官公庁・自治体、大学・教育機関で活用されており、今最も需要の高いIT系資格の一つと言えるでしょう。

詳しく知りたい方はコチラ
IPA ITパスポート」詳細へ。

⑤マルチメディア検定

マルチメディア検定は、動画や音声、画像などのデジタルコンテンツにまつわる基本的な知識について扱う検定です。情報伝達の手段として、日常生活のあらゆるシーンで用いられているマルチメディアの応用技術に関して学習することができます。

詳しく知りたい方はコチラ
CG-ARTS マルチメディア検定」詳細へ。

いかがでしたか? 気になる資格や検定は見つかりましたか? 新しいことを始めるのは勇気がいりますが、初めの一歩を踏み出してみると、今まで知らなかった世界が見えてきます。「迷ったら進んでみる」の精神で、ぜひチャレンジしてみてください。

 

※この記事に掲載されている情報は、2021年10月にサイトに公開した時点での情報です。