LO活セミナー「自分らしい働き方・暮らし方のススメ
~良く!生きるための選択肢を増やす~」潜入レポート

仕事も生活も充実させたい方、必見!

皆さまこんにちは。

いきなりですが、「自分らしい生き方」って何でしょうか?ぼんやりとは感じられている方、全然見当がつかない方、はたまた明確にイメージできている方、そもそもそんなものがあるのか?と思っている方、さまざまだと思います。

そんな人生の難題に、何らかのヒントが貰えそうなセミナー「自分らしい働き方・暮らし方のススメ 〜良く!生きるための選択肢を増やす〜」をLO活が開催しました。

今回、LO活-thinkでライターを務める私・浅岡が参加してきたので、その模様をレポートします!

イベント概要

セミナー参加者の募集ページには「『ウェルビーイング』をテーマに、『個人の良い状態』を作るために必要な考え方や事例をお話いたします」とありました。LO活のイベントですが、「ザ・地方就活」なテーマではなく、「『働き方』や『暮らし方』を切り口に自分にとってより良い状態を考えてみよう!」というセミナーのようです。

参加費は無料。Zoomウェビナーを視聴する形式だったので、服装も気にせず、自宅でリラックスして参加することができました。

当日のプログラムは、下記の四部構成となっていました。


第一部:ガイダンス ~ウェルビーイングを高める働き方~ LO活プロジェクト
第二部:講演 ~生きるように働く~ ナカムラ ケンタ氏
第三部:質問コーナー
第四部:支援サービスのご紹介 LO活プロジェクト


 

早速、セミナーの内容を共有します!

ウェルビーイングとは?データを基に解説する、骨太なガイダンス

初めにガイダンスとして、「ウェルビーイングを高める働き方・暮らし方」についての説明がありました。正直に言うと、第二部の講演がメインコンテンツだろうと思っていたので、ガイダンスは気軽な気持ちで聞いていました。ところが、これが意外にも(失礼)骨太な内容でした。

説明では、ウェルビーイングを要素分解し、仕事・暮らしにおけるそれぞれのウェルビーイングについて「大規模な調査データを基に」解説されていました。

 

驚いたのは、ウェルビーイングとそこまで関連が強いと思っていなかった「地域」に関する項目の影響度です。今後、自分自身のウェルビーイングを考えるうえで、「地域」は重要なキーワードになっていくように思いました。

「生きるように働く」とは?思考の触媒となったゲスト講演

ガイダンスの後はいよいよ講演です。ゲストは、日本仕事百貨を運営する、株式会社シゴトヒトのナカムラケンタさん。

日本仕事百貨は、企業と求職者を結び付ける、いわゆる求人サイトなのですが、「生きるように働く人の求人サイト」と謳っています。「今の職場に満足しているけれど、読み物として日本仕事百貨を楽しんでいたら、ある日ビビビと来る職場を見つけてしまって応募する人がいる」とのことで、「求人に応募した人が内定する率は71%」とのこと。とんでもないサイトです。


講演の最初に、ナカムラケンタさんから一つの問い掛けがありました。「『生きるように働く』ことについて、どう思いますか?」
その後、「生きるように働いている」3人の事例が紹介されました。

1人目は、上京して就職するも上手くいかず、地元栃木に戻ってニートをしていた方。
2人目はモトクロスの元レーサーの方。
3人目は、結婚をきっかけに石見銀山に移住した方。

必ずしも思い通りに進むわけではない人生の中で、どのように「生きるように働く」を体現してきたのか、三者三様のストーリーをお話いただきました。

現在の3人の働き方・暮らし方だけを拾い上げると、自分にはできなそうな、すごい事に思えます。それなのに一つ一つの話を、順を追って聞いていくと、それが身近な人の出来事のように感じられてひょっとすると自分もなれるかもしれないような感覚になるのでした。

3人に共通していたことは、「自分に対して素直であること」です。話を聞いていくうちに、「自分は自分に対して素直になれているだろうか?」という脳内反省会が始まりつつも、一方で「自分の声に耳を傾けることで、理想とする生き方に近づいていけるものなんだ!」という前向きな気持ちになりました。

 

講演の最後に、ナカムラケンタさんから再び「生きるように働く」ことについて問い掛けがありました。

2度目の「生きるように働くとは?」という質問をされた私の脳内は、すごい勢いで回転し始めました。「自分のお店を気に入ってくれる人が来店するカフェっていいな」「自分が誰かに伝えたいことってあるかな?」「仕事もそうだけど生活の仕方も考え直したい」「地域の人との関わりってこれまで自分には無縁だったかも」など、自分の生き方、働き方、暮らし方に関わるアイデアや疑問が次々と浮かんでいました。

3人の事例は、「生きるように働く」ことの答えではなく、聞いた人が自分にとっての回答を考えるためのきっかけで、これこそが、ナカムラケンタさんが意図していたことだったのではないかと思いました。

 

講演の最後は「生きるように働くための仕事の探し方」として、3つのアドバイスをもらいました。

理由を聞くほどに、さすが数多くの地域で生きるように働く人を見てきた人の意見だと感じました。

アドバイスの内容については、ぜひセミナーのアーカイブ動画にてご確認ください

※2024年3月29日をもって、動画の視聴期間が終了しました。
ご視聴下さり誠にありがとうございました。

リアルなお悩みが出てきた質問コーナー

講演後は、ナカムラケンタさんへの質問コーナーがありました。

匿名での質問が可能なこともあってか、個別具体的でリアルな質問も出ていました。ナカムラケンタさんの回答も、まず一歩を踏み出してみようと背中を押す内容に加え、こんな一歩を踏み出したらいいのでは?という具体的なアドバイスもあり、丁寧に回答されていたのが印象的でした。

まとめ

以上、「自分らしい働き方・暮らし方のススメ 〜良く!生きるための選択肢を増やす〜」セミナーレポートをお送りしました。

短い時間ながら、データを使った骨太なウェルビーイングのガイダンス、これからの自分の生き方を問い直すきっかけとなった講演、リアルで具体的な質疑応答と、とても密度の濃い内容でした。

「一歩踏み出す」「失敗を恐れない」というアドバイスは世の中にありふれていますが、それってどういうこと?という解像度を上げられた機会だったように思います。

本セミナーは、アーカイブ動画を公開していますので、当日参加しなかったけれど内容が気になる方、そして当日参加したけれどもう一度見返したい方も、ぜひご覧ください

※2024年3月29日をもって、動画の視聴期間が終了しました。
ご視聴下さり誠にありがとうございました。

 

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※この記事に掲載されている情報は、2023年12月にサイトに公開した時点での情報です。