「キャリアデザインセミナー」潜入レポート

「キャリアデザインセミナー」潜入レポート

突然ですが、みなさんは仕事や暮らしでモヤモヤすること、ありますか?

LO活-thinkでは、そんなモヤモヤを抱える社会人の方に向けて、悩みの原因を探り、その解消方法を考えるセミナーを開催しています。

そうは言っても、「本当にモヤモヤは解消されるの?」「セミナーでは一体何をするのだろう?」と疑問に思う方も少なくないのではないでしょうか。

そこで潜入レポートと題して、実際のキャリアデザインセミナーに参加し、その様子をお届けします。さらに、セミナー直後の講師にインタビューを敢行。セミナーのリアルな様子、そしてその裏側もご紹介いたします!

01 キャリアデザインセミナーとは?

LO活-think主催のキャリアデザインセミナーは、仕事面でのモヤモヤを抱える社会人が、悩みの原因を探り、その解消方法を考えるためのセミナーです。セミナーは、悩みの解消方法を手軽に学べる「オンデマンド配信セミナー」と、悩みの解消方法を体で覚える「ライブ配信セミナー」から構成されます。

今回は「ライブ配信セミナー」に潜入しました。ライブ配信セミナーでは、講師の方にその場で質問をしたり、ワークに対してコメントをもらったりしながら、実際にモヤモヤの原因分析と解消のためのアクションを考えていきます。

 

02 モヤモヤ解決の第一歩を踏み出す!

ライブ配信セミナーは2回に分けて行われ、第1回は悩みの分析、第2回は分析結果から悩み解消のアクションを考えることがゴールとのこと。どんな内容なのか、ドキドキしながら参加しました。

 

セミナー第1回 〜悩みを把握しよう〜

講師が自己紹介を行い、早速内容に入っていきます。セミナーの最初は、「思考の平準化」というコンテンツでした。講師の方から、どんな心構えでセミナーを受講してもらいたいかについて説明がありました。特に印象に残ったのが「思い込みの排除」という内容です。

 

 

思い込みにとらわれて固執してしまうと、モヤモヤの本当の原因を突き止められず、その状態で新しいことを始めても、同じ失敗を繰り返してしまいます。自分の考え方の癖に気付き、思い込みを排除すること、これこそがモヤモヤ解消の第一歩だということでした。

セミナーの目的を再確認し、心構えをインプットしたら、いよいよモヤモヤの分析を行います。

まずは自分の悩みや不安を抽象的でいいので書き出し、そこから手順に沿って深堀りを進めていきました。個人でワークに取り組む時間では、自分のモヤモヤの深堀りに取り組みつつ、画面を見ると他の参加者の方もワークに取り組んでいる様子が見えるので、何となく一体感を感じました。

個人ワークのあとには、2名の参加者が「どんなことが書けたか」を共有し、講師の方からコメントをもらっていました。他の方のモヤモヤは当然自分のモヤモヤとは違うのですが、悩みや不安の捉え方や、深堀りの方法が自分と異なる部分があったので、参考にしながら自分の深堀りワークの内容に書き足したりもしました。

その後、深堀りしたモヤモヤの関連性を分析したり、種類分けをしたりしました。ここでも、まず個人でのワークを行い、その後で2名の参加者から共有、講師の方のコメントという手順で進行していきました。

 

 

今回は私が指名されたので、自分のワークの内容を発表しました。自分のモヤモヤを紹介することはなかなか緊張するものです。ところが不思議なもので、参加者の方や講師の方に真剣に聞いてもらううちに、何だか少し心が軽くなるような気持ちになりますし、モヤモヤも解消できそうな気持ちになってきます。

一通りの分析をしたあと、講師の方からの講義形式で、キャリア実現のための方向性をどのように決めていくかについてのレクチャーを受けました。最後に宿題として「自分自身が将来どうなりたいか」を考えるワークシートをもらい、第1回は終了しました。

 

セミナー第2回 〜悩みの解決方法を身に着けよう〜

セミナー第1回から2週間後。2回目とはいえ、まだ少しドキドキしながら参加しました。参加者の皆さんや講師の方とは2週間ぶり2度目の顔合わせ。心なしか一緒にモヤモヤと戦う戦友のようにも感じられてきます。

第2回は、悩みの解消に向けた行動を起こせるようになることがゴールです。まずは講師の方から、悩みの解消の方法について、レクチャーを受けました。

解消方法には「自分を変える」「周り(環境)を変える」の2つがあること、そしてそれぞれの方法をさらに分解できることを説明いただき、各解消方法についての詳細な解説がありました。

 

 

今回のように体系的に悩みの解消方法の解説を聞くと、これまで自己流で考えていた悩みの解決方法が、どのパターンにあてはまるかが分かり、その上で自分が思い付けなかった解消方法を知ることができるので、モヤモヤ解消の武器が増えたような気持ちになります。

一通りの説明が終わると、いよいよ自分自身の悩みの解消方法を考える時間です。2週間前に分析した自分のモヤモヤと、今日ここまでで解説してもらった解消方法を組み合わせ、自分なりの悩みや不安に対する処方箋を作ります。

これまたするすると思い浮かんで驚いたのですが、第1回で行った悩みの分析結果と、先程学んだ悩み解消方法のパターンを組み合わせると、これからすべきこと、やりたいことが、自然と思い浮かんできます。

そして最後に、講師の方から今後に向けたメッセージをいただき、セミナー終了となりました。

心なしか他の参加者の方々の顔つきも明るくなっている気がしました。

03 セミナー講師の髙橋さん、弓場さんにインタビュー!

LO活-thinkのキャリアデザインセミナー講師である、オーシャンズジャパン株式会社の髙橋さんと弓場さんに質問させていただきました!

 


オーシャンズジャパンは、大学や企業と協調連携して次代を担う若者の自律的な成長を支援するために誕生しました。そのポリシーは、「一人ひとりが『自ら考え、自ら行動する』自主的な成長を全力で支援すること」。
大学等でのセミナー回数は年間200回を超え、また企業に対しては、新人・若手社員の研修も多数、行っています。


 

キャリアデザインセミナーに参加される方は、どのような悩みを持っていることが多いですか?

「今のままでいいのかな?」というのが一番多い悩みですね。この悩みは、例えば「成果が出せない」とか「仕事の目的が見いだせない」、「このまま生活し続けられるのか」など、さまざまな要因が表面化したものと捉えることができます。
要するに、将来が不安なのだと思います。今の社会は、「先行きが不安定だ」「将来が見通せない」といったことが盛んに言われるようになっています。コロナ禍でその不安が顕在化したとも言えるでしょう。そして、そんな不安を抱えながらも、相談できる人が周りにいない人が増えていることも、さまざまな方と接する中で感じていることです。

参加者の方からは参加後、どんな感想をいただきますか?

「本当の原因が分かった!」という感想が多いように思います。キャリアデザインセミナーでは、本質的な解決を目指しています。現状が苦しい方は、刹那的な苦しさから逃れるために、本質的でない考えを正しいと思い込んでしまうことがよくあります。例えば、今仕事をしていて苦しいから、転職したい。つまり、この環境が悪いんだ、と逆の順番で考えてしまうんです。
今苦しいとしたら、それはなぜ苦しいのか?思考のバイアスを一度外してみて、問題の本質を捉え、その上で納得できる次の一歩を踏み出せるようになってもらいたいと考えています。

どのような方にキャリアデザインセミナーの参加を勧めますか?

漠然と「どうしたらいいんだろう」と思っている方にこそ来てもらいたいと思っています。キャリアデザインセミナーで扱っているのは、「具体的な問題が分からずに、どうしたらいいか分からない」という問題です。これもれっきとした問題ですから、原因を特定して、対策を打つことができますし、そうするべきなのです。

最後に読者の方にメッセージをお願いいたします!

まずお伝えしたいのは、「一人で悩まないでください」ということです。そして「待っていては駄目」ということです。待っているだけでは、モヤモヤは解消しません。大事なことは、行動することです。
悩みを誰かに相談することも行動です。このセミナーに参加することだって行動です。行動しなければ何も変わりません。逆に、何かを変えることができた人は、行動した人です。今回のセミナーに参加された方が、人生に前向きになれたとしたら、それは私たちのおかげではなく、その人が行動したからです。ぜひ、自ら進んで行動を起こしてもらいたいと思います!

04 まとめ

キャリアデザインセミナーを通して手に入れることができるのは、自分に対する新しい「見方」であるように思いました。その見方を通して、掴みどころのなかった自分のモヤモヤを認識できる課題に変化させ、解決のための行動につなげることができるようになるのでしょう。

 

キャリアデザインセミナーは、今後も開催予定です。ぜひ参加してみてください。
また参加前には、より悩みを深堀りするアクションとして、期間限定公開中のオンデマンド配信セミナーを視聴するとよいそうです。以下よりご確認ください。

 

※この記事に掲載されている情報は、2021年11月時点での情報です。